カーテンって洗うのをつい忘れてしまうんですが、そろそろ気になってきたので、我が家のカーテン全てを一気に洗ってしまいました。
やはり洗う前と洗った後の気分も部屋の空気感も全く違って、とても気持ちがいいものです。
面倒なことをするとなるとなかなか行動に移せなくなるので、すごく手抜きな方法のご紹介です!
カーテン、洗っていますか?
カーテンは部屋の汚れが吸着し、外気からの汚れもつきやすく、その汚れを放置しているとそのうちカーテンのホコリや汚れを餌にして、あたたかいカーテンの生地の中はダニの温床になってしまうのです。
しかも汚れたカーテンをかけっぱなしにしていると、部屋の空気も澱みます。
現在我が家にはタバコを吸う家族はいませんが、喫煙者だった父と住んでいた昔、家のカーテンはタバコのヤニですぐに茶色くなってしまっていました。
布は汚れを吸着しやすいことはわかっているけれど、カーテンのような大物は、そんなにしょっちゅうは洗濯できません。
ましてやフックを外したり、洗剤を考えたりと億劫になりがちです。
そんな手間なカーテンの洗濯が、実は簡単にできるのです!
その1、洗剤に悩まない
カーテンを洗う時には「洗濯用洗剤」と「柔軟剤」が必要であると思うと面倒臭いものです。
レースのカーテンを洗う時にはもうひとつ「酸素系漂白剤」も加えるとより白くなっていいのですが、そこまで黒く汚れていない場合は、それすらも面倒臭い。
よって、我が家のカーテンは『中性洗剤』一択です。
しかも白い洗濯物をより白く見せてくれるという「蛍光剤」はカーテンの色によってはくすんでしまうことがあると聞いてからは「蛍光剤」が入っていないものを選んでいます。
「蛍光剤」は特にパステル系の色のカーテンだと、トーンが暗くなってしまうで注意です。
なので今回も中性洗剤で尚且つ「蛍光剤」が入っていない「おしゃれ着洗い」で洗いました。
♪「アクロンなら毛糸洗いに自信が持てます〜」♪の昔懐かしのCMでお馴染みの「アクロン」です!
わたしはこの「フローラルブーケの香り」が好きなのですが、甘い香りが苦手な方は微香タイプの「ナチュラルソープの香り」もあります。
これは「中性洗剤」で、しかも「蛍光増白剤は入っていません」と書かれています。
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その2、わざわざカーテンからフックは外さない
カーテンを洗うには、まずレールからフックを外してカーテンを下ろしますが、その後カーテンにフックはつけたまま洗います。
これによってカーテンから大量のフックを外して、洗い終わったらまたつけて......なんて超面倒なことはしなくて済みます。
ホコリがついたフックもわざわざ洗剤で洗わなくても済みます。
ただし洗濯時にカーテンにフックが引っかからないように、カーテンに折り込んで畳み、ネットに入れることは必須です。
レースのカーテン
1、フックをカーテンにつけたまま内側に折り込みます。
2、フックを保護するように折り込んだままジャバラ、もしくはクルクルとたたんでいきます。
3、フックを内側に折り込んだ部分の形が崩れてフックが引っかかってしまわないように、ゴムやヒモで固定しておきます。
4、ネットに入るくらいの大きさにたたみます。
5、カーテン左右分2枚1セットをネットに入れます。
6、洗濯機に入れ、手洗いコースなど洗濯機のコースを設定します。
我が家の洗濯機では「おしゃれ着」のコースを選びました。
厚地の遮光カーテン
1、レースのカーテン同様、フックを内側に折り込みます。
2、レースのカーテンの時よりは生地のドレープを意識してゴムで固定しました。
「ドレープ」とは布を垂らしたときにできる自然なヒダのことです。
3、ネットに入れる前もドレープ部分を大切にたたんでいきます。
その3、干す時はまた元のレールに引っ掛けるだけ
カーテンのようにかなり大きい洗濯物を干す場所がない!なんて慌てなくても大丈夫です。
元々カーテンがかかっていたレールに、濡れたまま戻せばいいだけなんです。
濡れた重みでシワも伸びるので、アイロンなんて面倒なこともしなくて済みます。
窓を開けておけば風のおかげで早く乾きます。
気候的には春〜秋にかけての方が早く乾くのと、湿気が少ない時の方が部屋の中の湿度が上がりすぎないので、わたしは真夏よりも少し乾燥してきた秋口になるとカーテンを洗いたくなります。
まとめて洗おうと思うから面倒になる
このマンションに越してくる前は、一軒家の実家に母と娘と三人で住んでいました。
窓の多い家で、その分カーテンやらブラインドやらの数が半端なく、清潔に保つのはとても大変だったのです。
そんな経験から、今のマンションに住むことに決めたポイントは窓の数と大きさでした。
角部屋ではないのでベランダに面している2部屋の一面のみ。
これは楽チンです!
カーテンも2組、レースのカーテンも2組のみで済むので、「しょっちゅう洗濯できる!」と思っていたのです。
でも!!
数が少ないから「いつでも洗える」と思っていたのに、それでもカーテンは大物です。
なかなか面倒なもので、つい忘れてしまいます。
そしてふと気になりだすと気持ちが悪いので、せっせとカーテンを外し、いつも一気に洗ってしまおうと思うのがいけないんですよね。
我が家の洗濯機は8.0kg用なので、今回も4回洗濯機を回したんです。
こんな風に一気にやろうとするから面倒になるんですよね。
これからは一度に何度も洗濯機を回さなくても1セットずつ、数日に分けて洗濯すればそんなに時間を要することもなく手軽にできるので、今後の反省点です。
余談ですが『フロントレーススタイル』とは?
今はわたしひとりで暮らしているのですが、娘がよくお泊まりで帰ってくるので、娘の部屋はそのままにしてあります。
このマンションに入居の際に、娘が選んだカーテンは『フロントレーススタイル』と言って、レースカーテンを部屋の内側に吊るすスタイルです。
『レースインスタイル』とも言われていて、通常の設置方法とは反対のスタイルなんです。
厚地のカーテンが後ろ側になることによって、プリンセスのような、なんて女の子らしい部屋になるんだろうと感心しました。
主役がレースのカーテンになるので、レースの模様が素敵なものが多いのです。
洗濯後のレースのカーテンの銀糸がかなりキラキラしてくれたのですが、写真には写りにくいものですね、、、(残念)
カーテンを洗うコツの【まとめ】
【用意するもの】
- 中性洗剤で蛍光剤が入っていない「おしゃれ着洗い」
- カーテンが入る大きさのネット
- フックを折り込んでおくためのゴムかヒモ
【洗う際のコツ】
- 洗濯用洗剤、漂白剤、柔軟剤と洗剤を沢山使わず、ひとつでも十分です。
- フックをカーテンから取り外さなくても洗えます。
- 干すのはまた元の場所にかけておくだけでシワにならずに乾きます。
- 時期は春〜秋。暖かい日や湿度の低い日。
たったこれだけの条件でカーテンを洗えるのですから、もし洗ったことがなかったり、洗うのが億劫に感じていたりしているのであれば、一度ぜひこの手抜き方法で洗ってみてください。
わたしの部屋のカーテンも同じように洗いました!
部屋の中が浄化されたような、気持ちよさを感じることができます!
おすすめです!