ともみろぐ

素敵日和〜スッキリと楽しい暮らしを目指して〜

実は防災対策になっていた意外な4つのこと

シンプルに暮らすことは、結果『面倒なことから解放されている』ということでもあるのですが、他にも思わぬ効果があるのです。

それが意外と『防災対策』になっているのです。

何かあった時に「やってて良かった」と思える意外なこととは!?

避難する時に「きっと困らないだろう」と思えることは?

ひとは生きている限り清潔に保ち身綺麗にするためにお風呂に入ったり、ヘアカットをしたり爪を切ったり、男性なら朝はひげを剃ったり、最近は男女関係なく基礎化粧品でお肌を整えて、人前に出るためにお化粧をしたりと様々なことを毎日当たり前のようにやっています。

でもそれは平和な日常だからできるんだと気がつきました。

災害などに見舞われ、避難生活になったとしたら、毎日同じ生活ができるのでしょうか。

わたしは全く別の理由で施したことが、実は避難先ではかなり役に立つのではないかという気づきがありました。

やって良かった4つのこと

1.レーシック手術

小学生の頃から近眼だったわたしは外ではハードコンタクトレンズを使用し、家では眼鏡を使用していました。

眼鏡は頭痛になり苦手でしたので中学生の頃にハードコンタクトレンズを作りました。

当時はまだソフトコンタクトレンズよりもハードコンタクトレンズを使っていたひとが多かったように思います。

目が悪いのは日常生活の上で本当に不便なものです。

そして時代は流れ、レーシック手術の技術が一般化してきました。

39歳でようやくレーシックを体験できました。

これは本当にやって良かった!

それまではもしも被災しどこかに避難したとして、コンタクトレンズをする暇もなく、眼鏡も持ち出す余裕がなかったとしたら、わたしは身内や知人を自ら探せる自信がありませんでした。

「誰かがわたしを見つけてくれるまでは下手に動かず、避難先の入り口でいつまでもじっとしているからね」と伝えていたのですが、その不安は無くなりました。

未だに裸眼での生活を堪能しています。

ありがたいことに老眼にもまだなっていないので、眼鏡も必要なく裸眼で助かっています。

2.アートメイク

わたしの若いころのコンプレックスには『眉毛が薄いこと』がありました。

薄いだけならいいのですが、一部だけボソボソと生えてたのです。

お化粧を始めた頃から眉毛を整えるのは日課になっていました。

眉毛を綺麗な形になるように剃ったり切ったり、薄かったらもう生えなくてもいいのに、すぐに形悪く生えてきます。

そして若い頃は太い眉が大流行していましたので、薄いわたしは眉毛を描くのが大変でした。

スッピンのままでは眉毛がないことで外に出ることもできず、朝早くにゴミを捨てるだけでも眉は描いて行かなければなりませんでした。

そして31歳の時に芸能人がやっていると噂で聞いていたアートメイクが、一般の人たちにもじわじわと浸透し始めていたので早速体験!

眉毛と上まぶたのアイラインに施してもらいましたが、これはもう大革命でした!

時間をかけて眉毛を描かなくて済む解放感と、そしてやはり「これで急に何があってもスッピンで外に出られる」と思ったものです。

緊急事態では早朝であろうと夜中であろうと顔のことは気にせずに避難できるのです。

3.全身脱毛

わたしは元々毛深い方ではなかったのですが、それでも脇はエチケットとして気にしておかないといけないし、口の上はうっすらでも生えていたらみっともないものだと思っていました。

眉毛も薄いのにボソボソと生えるので、常に整えないといけません。

37歳の時に近所のエステサロンで全身脱毛キャンペーンをしていたので、約9ヶ月通いました。

腕や脚は元から薄いけど、全身でお安くなるキャンペーンだから「ま〜やってもらってもいいか」という気持ちだったのです。

でも!

『元々薄い』のと『ツルツル』なのとでは雲泥の差がありました!

やってもらって良かった!

顔はこれでもう眉の形を整えなくても半永久的に生えてこないし、アートメイクをしているので眉毛は描かなくていいので何もしなくても眉は綺麗に保てます。最強じゃないですか!

口の上も生えていないとスッキリして、お化粧をしたときに野暮ったさがなくなり、垢抜けた感じがします。

『必要ないものはしっかりとなくす!』

この意識は大切だと思いました。

これで何事があっても、脇を気にしたりせずにどんな格好でもすぐに避難できます。

ここ数年、新たに試してみたくなっているのは『VIOラインの脱毛』です。

時代は介護を見据えて、デリケートゾーンからお尻にかけてのラインを脱毛する傾向にあるそうです。

もともと海外セレブが当たり前のマナーとしてやり始めたことが、日本では若者たちに受け入れられ浸透している傾向にありますが、将来入院した時のことも考えておきたいです。

ひと様に面倒を見ていただく際に手間になることは前もって対処しておきたいのです。

4.ヘナで髪を染め、ヘナ入りシカカイでシャンプー

若い頃、髪は毎日毎日シャンプーをして、染めたりパーマをかけたりかなり頭皮に負担をかけていました。

頭皮にはブツブツができて長年治らない状態だったのですが、市販のシャンプーやリンスやトリートメントがどれだけ頭皮に影響を与えるかを知らなかったのです。

毎日シャンプーをして清潔に保っているつもりが、頭皮の自浄作用ができない状態にしてしまっていたのですね。

そして髪を染めるために46歳でようやく『ヘナ』デビューをしました。

同時に『シカカイ』というハーブでシャンプーをするようにしたのです。

すると、頭皮が健康になっていくにつれて痒みが無くなり、すぐに臭くなるものだと思い込んでいたのが臭くもなりにくく、汗をかいたくらいの日はお湯だけでシャンプーができるようにもなりました。

以前は数日入院しただけでも「シャンプーをさせてほしい」と看護師さんに頼んだり、旅行先でも必ずシャンプーしないと眠れなかったりするくらい痒くなっていたのは、実は本来頭皮から出なくてもいいアブラがシャンプーのしすぎで過剰に出ていたのですね。

『ヘナ』と『シカカイ』のおかげで、もし避難したとしても数日お風呂に入らずとも、シャンプーせずとも全く平気になりました。

もちろん匂いもありませんから周囲に迷惑をかける心配もありません。

日常のありがたみを感じる

以上、何かあった時に「やってて良かった」と思える意外なことを4つあげてみました。

わたしはかなり若い頃からの口癖で「これで何があっても逃げられる」とか「これでどこにでもすぐに行ける」などを良く言っていたようです。

その度に周りから「一体何からそんなに逃げたいの?」と突っ込まれていました。

確かに、考えても思い当たることはなかったのですが、27歳の時阪神・淡路大震災を経験し、日頃当たり前にできていることのありがたみを噛み締めることになりました。

そして、レーシックやアートメイクなどの体験は『今を生きている』上で大変助かっていることばかりです。

「無駄な時間を省ける」「コストがかからなくなった」「便利である」「安心できる」等々、メリットを挙げるとキリがありません。

「やって良かった」その一言に尽きます。