コロナ禍でマスクが必需品となった生活を続けてもう3年以上が経ちました。
そしていよいよ場所や状況によってはマスクを外していいという日がきました。
でもわたしの場合は「ちょっと待って!?」
「マスクを外した顔を世間に晒さなければならないの?」って正直不安になったんです。
マスクの弊害!?マスク前と比べた今の顔
この3年ほどでマスクをつける生活にすっかり慣れてしまったんですよ。
もうマスクをはずして昔のような生活ができるのかどうか不安になるくらいに。
昔のわたしはマスクをつけて外出することに抵抗があったはずなのにですよ。
今となっては簡単なアイメイクだけしてマスクをしているので、全くファンデーションもつけなくなりました。
なんて楽!!
体調の悪い日には顔にアトピーの症状が出てしまうので、ファンデーションはかなり負担になるのです。
胃腸の調子が悪い時は必ず唇も荒れるので、それまでは口元が気になってしょっちゅうリップクリームをつけては人様に不快感を与えないように気を付けていましたが、今はマスクで隠してしまえるので、口元だってすっかり無法地帯となってしまっていました。
ところがですよ!
これから夏本番が来ることを思うと、マスクで熱中症にもなりやすいので、ようやくはずしてもいいということになってくれたのかと安堵する部分もあるのですが、マスクに頼ってしまう生活になっていた者にとっては一大事!
マスクをとった顔をマジマジと鏡で見てみると......
「なんか顔が変わってない!?」
明らかに口周りの筋肉が下がっている。
口がへの字になっている。
鼻の横、ほうれい線が深くなっている。
まとめて言うと「老け顔になっている!」
他人から見られている緊張感がないとこうなる
朝、起きて顔がむくんでいても「ま、マスクで隠せるしな」
顔に吹き出物やアレルギーが出ても「ま、マスクで隠せるしな」
疲労から目の下のクマが気になっても「ま、大きめのマスクで隠せるしな」
そんな生活を3年ほど続けていたら、顔が怠けてしまいました。
顔の筋肉は重力に逆らう気もなく、毛穴も小さくなる気もなく、口は今にも不平不満な言葉を発しそうなほど口角が下がってしまっているのです。
もうとんでもなく「やってしまった」と思ってしまいます!
これ、一体どうする?
マスクを外すまでに顔を鍛える方法は!?
『顔を鍛える方法はズバリ【笑顔】を作る!』
ほぉ〜、なるほど〜。
マスクをするようになって、笑った時の顔を気にしなくていいことや、愛想笑いですら目元だけで完結してしまっていたら、笑顔を作る筋肉はかなり衰えます。
衰えた筋肉を再び使い物にする為には、人前でなくていいので、とにかく笑顔を作るのです!
両方の口角を均等に上げることを意識しないと、もしかしたら片側だけの筋肉しか動いていなくて、『何かを企んでいるひと』のようになってしまいます。
しっかりと鏡を見て両頬均等に上がるように「ニカーッ!!」ときれいな笑顔を作るのです。
これ、時間を測ってやってみると1分続けるのはかなり辛いのです。
普段怠けてしまっていた筋肉を目覚めさすのは苦労します。
そしてマジマジと自分の顔を見て「若い頃の顔と変わらないじゃない」と暗示をかけると完璧なんですって。
たとえ鏡の前に立っている人物が「自分であるはずではない」と目をそらしたくなるほど老けていても、ひたすら笑顔です!!
笑顔には科学的に証明された効果がある!
◎表情筋が鍛えられる
笑顔を作るために顔の表情をつかさどる筋肉群である【表情筋】を動かしますが、にっこりと笑顔を作るだけで頭皮から首までの筋肉が鍛えられるので、たるみやシワが軽減されます。
表情筋が動くと顔の血行も良くなるので、顔色も良くなります。
◎免疫力がアップする
笑うとナチュラルキラー細胞という、体内でガン細胞やウィルスに感染した異常な細胞を攻撃してくれる細胞が活性化すると証明されています。
免疫機能が正常化するのでガン予防や感染症予防にもなるのです。
◎自律神経が安定する
自律神経は、内臓や代謝、体温など体内の機能をコントロールする神経のことです。
交感神経は心と体を活発にしてくれ、副交感神経は逆にリラックスさせ休ませることでバランスを保ちながら、健康を保ってくれています。
ストレスなどで交感神経が優位になりすぎても、笑顔によって副交感神経に切り替わり、安心感を与えてくれてリラックスすることができます。
◎幸せホルモンが出る!
笑うことで『ドーパミン』『セロトニン』『オキシトシン』など幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。
逆にストレスホルモンである『コルチゾール』は抑えられます。
幸せホルモンが出るってことは記憶力や更年期障害にもいい効果があるということです。
笑顔は作り笑いでも良い!
笑顔を作ることは美容と健康によく、若返りに絶大な効果があるとわかりますね。
幸せな気持ちにもなれるのですから、笑顔でいた方がいいのは確実!
でもそんなに笑える場面がないと諦めないで欲しいのです。
はっきり言って「作り笑い」で同じ効果を得られるのですから!!
鏡の前で「ニコッ」と笑ってみるだけで充分です。
すると表情筋が動くことで、脳は幸せだとか楽しいだとか錯覚してくれて『ドーパミン』『セロトニン』『オキシトシン』などの幸せホルモンが分泌されます。
そして『セロトニン』は笑う量に応じて分泌量が増えると言われています。
セロトニンとは
- 脳の働きを活発にする
- 精神が安定する
- 集中力を高める
- 安心感を得られる
- 平常心を保つ
- 自己肯定感を高める
などなど、たくさんの効果があるのですが、笑顔の他に日光を浴びたり、適度な運動でも分泌されます。
なるほど!いかがだったでしょうか。
笑顔の効果がこんなにもあるのなら笑わないと勿体無いですね!
幸せホルモンの分泌によって健康になり、若返りに効果があるとするならば、たとえ鏡の前での作り笑いでもやってみる価値は大です!!
マスク生活によってガチガチに固まってしまって、どんどん下へ下へとたるんでしまう老けた顔とおさらばするためにも、【笑顔】で若返りたいです!