ともみろぐ

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お肉を欲する時ってどんな時?積極的に食べた方がいい理由とは?

近ごろ、ご長寿の方に食生活を聞いてみると、「お肉が好物だ」との答えが多く、なるほど元気はつらつでイキイキとしている方ほどお肉を食べていらっしゃるようです。

お肉に含まれる動物性タンパク質には、免疫力を高めてくれたり、血圧を下げてくれたり、筋力を維持してくれたりと、高齢者にとってもメリットがいっぱい!

「もう若くないから」と言って避ける必要は全くなし!

わたしも「お肉大好き!」な50代で、いつまでも若々しくいたいと思っています!

お肉が食べたい時のカラダの状態は?

「お肉が食べたい!」と強く思う時、体内では普段と違う状態になっているのかもしれません。

それは一体どんな時でしょうか。

1、お肉に含まれている栄養素が足りていないかもしれない

牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類には、体内では合成できない「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。

エネルギーの源となってくれる「タンパク質」を作っているアミノ酸は20種類ありますが、そのうち体内で合成できないアミノ酸が9種類あり、それらは食事で摂取しなければいけないものなので「必須アミノ酸」といいます。

そして、エネルギー代謝を助ける「ビタミンB群」、体内全体に酸素を運ぶ「鉄分」などが豊富に含まれています。

これらは全て疲れを回復させるために必要なので、不足するとすぐに疲れやすくなります。

だから疲れるとお肉が食べたくなるのですね。

2、ストレスが溜まっているかもしれない

ストレスがかかっている時には、体内で「セロトニン」が不足してしまいます。

セロトニン」が不足すると不安不眠を引き起こすと言われていて、感情や精神面に関わるホルモンである「トリプトファン」という必須アミノ酸から作られます。

トリプトファン」が含まれる肉類を摂ることで、「セロトニン」の量を増やすことができます。

セロトニン」を分泌させる方法の記事も書いていますので、ぜひ参考になさってください。

tomomilog.hatenablog.com

さらに牛肉や豚肉の脂肪には幸福感を感じさせる「アラキドン酸」が含まれています。

また、この肉に含まれるアミノ酸の一種である「トリプトファン」は、脳から放出される快楽物質の「ドーパミン」を作り出す物質でもあり、お肉を食べると幸福感にひたれるのだそうです!

お肉を食べることで得られる幸福感から、肉依存症といわれるほどまでに食べ過ぎてしまう場合もあるのだとか。

肉依存症にはならないように、お肉は常日頃からほどほどに食べたいと思います。

お肉はダイエットにも効果がある?

ダイエット中はあえてお肉を避けてしまわないほうがいい!?

それはすごい朗報です!

お肉に含まれる、基礎代謝を維持してくれるタンパク質は積極的に食べてもいいそうなのです。

そしてお肉にはほとんど糖質が含まれていないことが大きなポイントです!

お米やパン、うどんやパスタなどの方が糖質が多く、脂肪として蓄積されてしまいますが、お肉の場合は脂肪が増える心配がないのだそうです。

ええ!?

それが本当ならとっても嬉しい!

ということで、お肉は高タンパク質な上に低糖質で、食べて太るということはないのだと分かりましたので、ダイエット中にはとても嬉しい情報です!

肉食に偏りすぎてはいけない

わたしは最近やたらと「お肉が食べたい!」と思ってしまっていたので、なぜそんな強い思いになるのか調べてみたら、なるほど、思い当たる事ばかりでした。

毎年夏の暑さにも身体がついていっていないような感じがします。

なので「お肉は年齢関係なくたくさん食べていいんだ!」と喜びましたが、食べすぎには注意しなければいけないこともあるようです。

お肉は疲れやストレス、しかもダイエットにいいからといって、極端にお肉に偏った食生活になってはいけません。

お肉ばかり食べて他の食材を食べないような食生活が長期間にわたって続いてしまうと、体内では腸内環境に悪影響を与えます。

腸内が悪玉菌だらけになり、それによって色々な病気の原因になるかもしれないそうです。

大腸がんのリスクを高めることにもなっていまうのだそうですよ!

偏りすぎては大変怖いです!

やはり日頃からしっかりとしたバランスのよい食生活を心がけなければいけませんね。

ただし、今までもしも「お肉は太る原因」や「中年以降はお肉中心からお魚中心の食生活に替えないといけない」などの古い情報を信じてしまっていて、普段あまり食べていないのであれば「食べ方によってお肉は悪者ではないんだ」と情報をアップデートして、食べていただきたいです。

お肉を食べたい時には、食べましょう!!

わたしも食べます!