【ご注意】この記事は、医療関係者が書く専門的な内容ではありません。
全くの素人である個人の内容です。
わたしは長年体調不良が続き、原因もわからないままいろんな病院で検査してもらっていました。
その不調だった原因が全て『甲状腺』からだったとわかった時は驚きました。
甲状腺機能の不調は簡単には分からないものなの?
わたしは昔から『甲状腺』ってなんとなく「喉の辺りにあって、ホルモンに関係している機能を持って......」くらいに思っていて、詳しい知識はありませんでした。
甲状腺のことではバセドー病で手術をされた方の話を聞いたことはあったものの、どのようになるとバセドー病になるのかも知りませんでした。
でも実際は甲状腺ってとても大事だったんです!
甲状腺って何?調べてみたところ
甲状腺とは、喉ぼとけの下にある『蝶ような形をした臓器』で、甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは、からだ全体の新陳代謝を促進する働きがあり、甲状腺ホルモンが多すぎたり少なすぎたりしないようにバランスが保たれているのですが、甲状腺の働きに異常があらわれると、そのバランスが崩れてしまいます。
甲状腺の病気は、男性よりも女性に多くあらわれるという特徴があるのですが、月経周期の異常や不妊・流産の原因になることもあるそうです。
自己免疫疾患であり、これらは免疫系が自分の甲状腺を異物だと認識して攻撃してしまう症状で引き起こされてしまう病気です。
甲状腺ホルモンが多すぎると
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて、新陳代謝が過剰になると甲状腺機能亢進(こうしん)症という病気です。代表として「バセドウ病」があり、これは甲状腺を刺激する自己抗体ができることで甲状腺ホルモンが過剰につくられてしまいます。
甲状腺ホルモンが多い時にあらわれる症状
- 疲れやすい
- 暑がりである
- 汗をよくかく
- イライラしている
- 体重が減る
- 集中力が低下している
- 月経の回数が少なくなっている
- 月経が無い
- 便が柔らかい
- 息切れや動悸がする
- 筋力が低下している
- 手指がふるえる
- 首、喉のあたりが腫れている
- 目が飛び出して見える
甲状腺ホルモンが不足すると
甲状腺ホルモンの分泌量が減ってしまい、新陳代謝が低下すると甲状腺機能低下症という病気です。代表として「橋本病」があり、甲状腺に対する自己抗体ができることで甲状腺ホルモンの分泌が減ります。
但し、「橋本病」と診断されても全てのひとが甲状腺機能低下症ではありません。
甲状腺ホルモンが少ない時に現れる症状
- 疲れやすい
- 寒がりである
- 眠気がある
- 記憶力が低下している
- むくみがある
- 体重が増える
- 息切れがする
- 筋力が低下している
- 動作が遅い
- 無排卵や無月経
- 便秘がち
- 首、喉元あたりが腫れている
- まぶたが腫れる
甲状腺機能の不調だとは簡単にわからない?
わたしが長年感じてきた不調が、なぜ橋下病とわかったのか。
かなりな回り道をしてしまいました。
ざっと思い起こすだけても20年はかかっています。
もしも思い当たる症状があると思ったら甲状腺の検査をして欲しいのです。
わたしが体調不良に悩まされていた症状
- 胃腸の調子が常に悪い
- 異常なほどの寒がり!
- 貧血が治らない
- 毎日だるい
- 30歳すぎてからアトピーになってしまった
- 目が開かないくらいまぶたが腫れた
- アレルギー反応がひどくなった
- こむら返りが毎朝ある
- 抜け毛がひどい
- 心臓が痛い、動悸が激しい時がある
- 目がかすむ
- 物忘れがひどくなった気がする