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橋本病を克服するための努力?失敗した3つはコレ!【橋本病5】

『橋本病の甲状腺機能低下症』と診断されてから、毎日甲状腺ホルモンを補う薬を飲んでいます。

その薬のおかげで毎朝苦しんでいた『こむら返り』はなくなりました。

しかし、体調不良の原因がやっとわかってからも、今でもまだいろんな症状はでています。

とにかく疲れてはいけないので用心はしていますが、少しでも体調が良くなるように他にも様々な努力はしたいと思って失敗したことがありました。

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【ご注意】この記事は、医療関係者が書く専門的な内容ではありません。

全くの素人である個人の内容です。

橋本病に効果的だと思われることとは!?

  • ストレスがかかるようなことや疲れ過ぎたりしないこと。
  • 栄養面では大豆食品やヨウ素の摂りすぎに注意すること。
  • カロリーを控えること。

結果から先に述べると栄養面ではどの食材もほどほどに食べれば、それほど神経質にならなくても大丈夫なようです。

特にヨウ素に関しては、昆布に多く含まれているので毎日食べ過ぎないことと、ひじき、わかめ、海苔や寒天は含まれるヨウ素がそれほど多くないので、他の食品とバランスよく食べればいいのだそうです。

実際、今かかっている甲状腺専門の病院でも食事制限などの指示は受けていません。

グルテンフリーを試してみた

タンパク質の一種であるグルテンは、小麦・大麦・ライ麦などに含まれていて、うどんのコシやパンの膨らみ感をだす成分です。

グルテンは分解されにくいという特徴から腸に留まり、カラダの異物になってしまってアレルギー体質になるらしく、イライラしたり肥満にもつながるのだそうです。

橋本病の引き金となる大きな要因の1つが小麦粉に含まれるグルテンらしいと聞いてしばらく『グルテンフリーの生活』をしてみることにしました。

多くの橋本病の人は完全にグルテンを含まない生活をしなければなかなか改善されにくいらしいのです。

たとえ最低1ヶ月でも完全にグルテン断ちをすることによって体質が良くなると知って、早速チャレンジしました。

しかし『グルテンフリーの生活』は早々に1ヶ月で断念!!

かなりの意志と、周囲の人たちの協力が必要な方法でした。

  • パン
  • パスタ
  • ピザ
  • お好み焼
  • たこ焼き
  • 餃子
  • 中華まん
  • うどん
  • ラーメン
  • カレールーやシチューの素
  • ブイヨン
  • ケーキ
  • クッキーやビスケットなどのお菓子
  • 天ぷら
  • 唐揚げ、トンカツなどの揚げ物
  • ビール、酎ハイ、ウィスキー

ざっと挙げただけでも日常で口にする機会が多そうな食べ物ばかりです。

特にわたしはパン、ケーキ、パスタが大好き!

やはりカラダに悪いと言われるものは食べないことが一番なのでしょう。

しかし1ヶ月これらの食べ物を完璧に排除してみたら、精神的に耐えられませんでした。

逆に「一切食べてはダメ!」というストレスがかかってしまったのです。

期限の1ヶ月を過ぎてからは食べ過ぎないように気をつけながら、ほどほどに食べています。

乳製品をやめてみた

グルテンに気をつける時に気をつけなければいけないことがあって、『カゼインを含む乳製品もグルテンと共に反応しやすいので注意が必要』らしいのです!

カゼイングルテンと同じような悪い作用があるらしいのですが、どちらも同時に体内に取り込まないことで効果はさらに上がるとのことでした。

「悪いと言われるものは排除しましょう!」と張り切ってみたものの......

  • 牛乳
  • アイスクリーム
  • ヨーグルト
  • チーズ
  • バター
  • 生クリーム
  • 練乳
  • 乳酸菌飲料

わたしはお酒もタバコも嗜みませんが、牛乳と生クリームはやめられないくらい大好物なのです。

それでも『グルテンフリー』を成功させるために「1ヶ月だけ」だと自分に言い聞かせてやめてみました!

結果、死にそうでした!

今は大量に摂らないように気をつけていますが、ほどほどに食べています。

美味しいです!!

大豆食品をやめてみた

大豆食品を多くとると甲状腺腫の増大や甲状腺機能に影響が出る可能性があると報告されているのだそうです。

そう聞いたわたしは『グルテンフリー』を試す際に大豆食品も完全に避けてみたのです。

  • 豆腐
  • 豆乳
  • 醤油
  • 味噌
  • 大豆の煮物
  • 油揚げ

納豆も挙げられますが、元々食べられないので意図的に避けていません。

それまでは毎日豆乳を飲む生活でしたが1ヶ月完全に断ちました。

料理に醤油は少量なら使ってもいいルールにしました。

しかも醤油にはグルテンも使用されているため、グルテンフリーの醤油に変えました。

でも!!!

大豆成分のイソフラボンのうち『植物性エストロゲン』が特に甲状腺機能に影響が出るらしいのですが、実際には食品としての大豆だけでなくサプリメントなどで大量に毎日継続的に摂食するようなことがなければ、問題ないそうです。

ただし、大豆製品の摂取は甲状腺ホルモン剤の吸収を抑制することは報告されているため、甲状腺ホルモン剤を内服している場合は内服のタイミングは気をつけないといけません。

わたしも薬剤師さんに「内服するのは朝食を食べる前、最低30分は間隔をあけてください」と言われているので豆乳などは特に時間を意識をして飲んでいます。

それ以外は特に摂取しても問題ないようなのですが、『グルテンフリー』を試す際に大豆食品も完全に避けてみたのです。

結果は「そんなん無理」

日本人はお味噌汁飲みたいやん!!と断念しました。

日頃から大量に摂取するわけではないので、もう食べます!!

栄養面は特に気をつけるようになった

『橋本病』と分かってから少しでも克服できる方法を先生に尋ねたり、自分で調べたり、ひとから教えてもらったり、多少なりと知識を入れてきたつもりです。

そこで考えられるのはやはり『グルテン』や『乳製品』などアレルギーを引き起こしやすい食べ物が好きだということが、昔から摂取してきた蓄積によって今の病気にも繋がっているのかもしれません。

グルテンには麻薬的な依存性があるのだそうです。

パンやパスタをやめようと思ってもなかなかやめられないのは、この依存性からなのでしょうか。

やはり栄養面には気をつけるに越したことはないと思います。

なのでカラダに悪いものの摂取は極力少なくして、栄養価が高くカラダに良いものを考えながら食べるということが大切だと考えています。

とは言え、わたしが試してみた『グルテン』『乳製品』『大豆食品』を一度に完全にやめてみて分かったことは、

「食べるものがありません。」

野菜、肉、魚、果物、きのこ類は普通に食べても良いので、始める前は「楽勝〜」などど思ってしまったのです!

でも実際は食事に味気のないこと!

楽しくないんです。

外食は一切できません。洋食はグルテンだらけだし、和食は味噌やお醤油を使っていることが多いです。

デザートは果物のみで、大好きな生クリームのケーキなんてもってのほか!!

毎日が楽しくなさすぎて「人生って辛いものよね......」というマインドになっていきました。

それだけ思い切って好きなものを絶ってみたところで、後日定期検査で採血をしても、特に良くなった結果は出ず、貧血も治っていませんでした。

あれだけ頑張ったのにとめずらしく凹みました。

なので今後は『中庸』で行こうと決めたのです。

0か100かではしんどいので、全てほどほどに!

できるだけ良いことを取り入れよう!というスタンスで暮らしていこうと思っています。

そして栄養面からだけでなく、疲れ過ぎない働き方や日頃の運動、良い人間関係など多方面からカラダと心の健康に気をつけていきたいと思っています。

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