ちょっと見てください!
このかわいいオサムグッズの引き出しボックス。
これは確か40年近く前にミスタードーナツの景品でもらったんです。
長年現役!手放し難い優れもの!!
娘がこの家から独立してから2年ほどが経った頃、ようやく娘の荷物を整理しようとしたら、我が家「全室」片付け祭りと化してしまい、かなりな断捨離をしました。
そしてかなり物を処分した時に、「この引き出しボックスどうする!?」となったわけです。
ここ数年ボックスの中に入れていたものを処分したので、今すぐに必要とはしない他の収納アイテムはどんどん処分していたのですが、これは迷う!
迷う理由の第一は「めっちゃ可愛い!」
他にも迷う理由はたくさんあって、
- ポップで年代を感じさせない!
- まだ綺麗で使える!
- 素材は厚紙だけど、すごくしっかりしている
- 使いやすい大きさ
- 長年ものすごく役に立った
- 今まで4〜5回の引っ越しでも処分されずに生き残ってきた
よくみると、やはり何十年も使用してきただけにくたびれ感が出ています。
今まで女の子を上に使ってきました。
でも底にしていた面にも男の子のイラストがあるので、気分によってはひっくり返して使える仕様になっていますね。
背面は段ボールらしく折り込んでいます。
いつ貰ったのか定かではないので、ミスドロゴの下に記載されているか確認したのですが西暦等はプリントされていませんでした。
取手の部分はプラスチックです。
しっかりしているので引き出しを開けたり閉めたりがとてもしやすいのです。
箱自体がA4サイズなので、A4のプリントやクリアファイルは入りませんが、B5サイズのノートは下の写真の通り。
余裕でたくさん入ります。
長年キーホルダーなどの小物入れとして使っていたので最適サイズでした。
物には執着せずに、なんでも潔く手放してきたつもりのわたしですが、ここまでどうするか「迷う」なんて。
これは今回も処分はできませんでした。
オサムグッズって何?
ミスタードーナツは昔、ポイントを集めるといろんなグッズをプレゼントしてくれていたのですが、最近はドーナツ購入時にお安く買えるポン・デ・ライオンなどのグッズがあるようですね。
プレゼントではなく購入ということになっているのでしょうか。
1980年代はミスドに行けばオサムグッズ!というイメージでした。
年末にもらえるスケジュール帳が欲しくてミスドに通ったくらいです。
ミスドのドーナツが好きな40代〜50代のミドルエイジのひと達からしたら『ミスドのオサムグッズ』は青春そのものだったのではないでしょうか。
オサムグッズのオサムとは、イラストレーターの原田 治(ハラダ オサム)さんのことです。
原田 治(はらだ おさむ、1946年4月27日 - 2016年11月24日)は日本のイラストレーター。東京都中央区築地出身。サイレント期の映画監督・二川文太郎は母方の祖父。
幼少の頃から絵画に興味を示し、洋画家で川端玉章の孫にあたる川端実に師事していた。青山学院中等部・高等部を経て多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後渡米し、ここでイラストレーションを学ぶ。ここでの生活が後の作品に「アメリカナイズされたテイスト」として影響を与えることとなる。
帰国後の1970年、創刊したばかりの雑誌「an・an」(マガジンハウス)にイラストを掲載し、イラストレーターとして本格的に始動。1975年、マザー・グースを題材にしたポップで可愛らしいテイストのキャラクターグッズ「OSAMU GOODS」の発売を開始。
〜(中略)〜
2016年7月〜9月にオサムグッズ誕生40周年を記念し『オサムグッズの原田治展』が弥生美術館で開催された。
2017年2月10日付の毎日新聞で死去が報じられた。70歳だった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
英会話教室のECCジュニアのキャラクターなどはかなり馴染みがあるのではないでしょうか。
結局やっぱり手放せないので
ミスタードーナツでは数々のオサムグッズをもらい、スケジュール帳やお皿やお弁当箱、ミニテーブルなど、日々の生活にとても役に立ってくれていました。
そして未だに我が家で活躍してくれていた「引き出しボックス」はやはり手放せません。
これはもはや”特別枠”としてこれからも納戸の棚に収まってもらいます。
そして今ももちろん小物入れとして活躍中!
もう、どこに収めてもジャストサイズなもんだから使い勝手が良すぎます!
「愛着が湧く」とはこういう事ですね。
お気に入りのものまで断捨離する必要なんてないんです。