褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)を活性化させると痩せやすいカラダになるらしいということで、以前からかなり注目されている細胞のようですが、寒いこの季節には風邪予防にもなると知りました。
褐色脂肪細胞とは?
一般的な脂肪の『白色脂肪細胞』とは違って、体を震わせない状態でも体の熱を作ることができる細胞を『褐色脂肪細胞』と言います。
大きな役割としては体温維持をしてくれる細胞で、子供や冬眠動物に特に多いのが特徴です。
また食事で摂取したカロリーをエネルギーとして放出させたり、脂肪分を分解して燃焼させるたりする働きがあるので、それがつまりダイエットになるということなんです!
そんな『褐色脂肪細胞』は首や腕まわりにもありますが、特に肩甲骨周辺に集中してあり、しかもかなり奥深くにある!
それに実際大人のカラダにある『褐色脂肪細胞』の量は体重の約1%ほどのたった数十グラムで、ごくわずかしかないのだそうです。
風邪予防には褐色脂肪細胞を温める?
『褐色脂肪細胞』はダイエットに効果あるものだと思っていたのですが、実は温めることによって風邪予防につながるということを聞きました。
2023年12月23日放送の「中居正広のキャスターな会」にて、ナビタスクリニックの内科医、久住英二医師によると、
『風邪予防には背中の肩甲骨と肩甲骨との間に【カイロ】を貼る』
ことがいいのだそうです!
背中の真ん中に背骨がありますが、肩甲骨と肩甲骨の間ということで、背骨の上にカイロを貼る感じですね。
褐色脂肪細胞は熱を作ってくれたり体温維持をしてくれたりするらしいので、わたしの強度な寒がりな体質も改善するかもしれません!
『褐色脂肪細胞を活性化させる方法』で以前に知ったのは「褐色脂肪細胞は冷やせばいい」という話でした。
ですが背中に冷水をかけるとカラダ全体を冷やすことになりそうで、素人考えでもなんとなくリスキーな気がしていました。
その点カイロを貼るのはお手軽で、今の季節にはとても気持ち良さそうです。
カイロを使わず褐色脂肪細胞を活性化させるポイント
風邪予防になるというのは初めて知ったのですが、日頃から褐色脂肪細胞を活性化させるためには日常生活で気をつけなければいけないことがあります。
- 猫背禁止!日常生活での猫背が一番「褐色脂肪細胞を活性化させられない原因」となっている!
- お風呂に入った後、体温が上がっている時に、タオルを使って肩甲骨のストレッチをする!
タオルを使ってのストレッチが効果的
『褐色脂肪細胞』は身体の奥深くにあるため、ただ肩甲骨を動かすくらいでは活性化しないらしいのです。
お風呂上がりにタオルを使って、かなり強く肩甲骨を動かすのがポイントです。