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白い家電の黄ばみ問題!漂白活性化剤で元の白さに戻すことはできる?

家具に合わせて家電をスッキリと白色でまとめたいと思っていても、白い家電の経年劣化による色の変化はかなり辛いものです。

初めは白かったはずなのに、いつの間にか「黄色くなってる!?」とショックを受けることもしばしば。

何か対応策はないものかと調べてみました。

そして!白色に戻せるかどうかの実験結果がありますので、どうぞ最後までお付き合いください。

我が家の家電がご覧の通り......。

上の写真は元は真っ白だった『ジューサー』です。

正面をこちらに向けてみると......。

どうですか、この変色の仕方!

元々は取扱説明書の写真の白さだったんです!

このジューサー、果物も野菜も皮や種ごと放り込めて、栄養を損なわないままジュースにできるのでとても重宝していました。

以前住んでいた家では、学生だった娘のために人参とりんごのジュースを作っていたので、ほぼ毎日使用していたのですが、その家の台所はシンクの正面に出窓がありまして、毎日の日課として使いやすいのでそこに置いていたんです。

そしたらやはり光が当たる側が特に黄ばみがひどくなっています。

このジューサーは今住んでいるマンションに引っ越してきて以来、6年近くも片づけっぱなしだったので、全室お片づけ祭りの時に断捨離対象になりました。

その時のエピソードもあります。

tomomilog.hatenablog.com

そして上の写真は現役の体脂肪計です。

はっきり言って「もともとクリーム色か黄色だったのでは?」と突っ込みたくなるほどの変色ぶりです。

色は変わってしまいましたが、普通に使用できるので今も洗面所で使っています。

この体脂肪計の場合は、太陽の光にさらすような場所には今まで一度も置いていたことはないんです。

なのにこの黄色い色はなぜ!?

これだってはじめはかなり白かったはずなんです。

黄色くなってしまう原因は一体何?

色の劣化の心配がない方法はやはり日に当てないことでしょうか。

それでも体脂肪計は太陽光に当ててはいなかったので不思議です。

そこで調べてみると、「プラスチックの素材の劣化」なんだそうです!

プラスチックの素材は『ABS樹脂』で、その『ABS樹脂』に酸化防止剤や難燃剤が加えられていて、それが化学変化を起こすことが黄ばみの原因になるらしく、やっぱりプラスチックの経年劣化による化学変化は避けられそうにないのですね。

太陽光に当てないことも大事ですが、その他にはタバコのヤニも原因となるのだそうです。

我が家に喫煙者はいないので、今までの家電の黄ばみはやはり太陽光や長期保存によるものでしょうね。

でもね!これで「仕方がない」と諦めたくなかったのですよ。

なんと白くする方法を試してみたのです!

それは漂白活性化剤+紫外線がカギとなる

白く戻せる方法があればと調べてみると、ありました!

『漂白活性化剤+紫外線』の情報が沢山出てきたんです。

プラスチック素材の劣化には太陽光がダメなのに、ここで太陽光のお世話になるのですね。

今は自宅でネイルをされる方はコンパクトな紫外線ライトをお持ちだったりするのでしょうけど、わたしは持っていないのと、物が大きいのでやはり太陽の力を借りるしかないですね。

ではまずは『漂白活性化剤』の準備です。

「ワイドハイターEXパワーがいい」とみなさんのご意見をよく見かけましたが、我が家にはありません。

早速購入することにしましたが、同じものではなく「ワイドハイターPRO」を購入したんです。

なので今回の実験は「ワイドハイターPRO」で試してみます。

この商品、「抗菌リキッド」「ニオイ菌にも」「密集干しもOK」と書いてあるので、むちゃくちゃ惹かれたんです。

湿度の多い時の衣類や布類は、普段は気にならない程のペット臭や人間の体臭でさえ、なんとなくモワッと感じることがあるので、一度試してみようかと思いました。

それが今回の「プラスチックの黄ばみを白くする」という目的が成功するのかどうかはドキドキですが、成分をみる限りでは『酸素系過酸化水素』で、しかも『漂白活性化剤』がちゃんと入っています!


花王 ワイドハイターPRO抗菌リキッド本体 560ml

 

早速我が家で実験!

まずは気休めでしかなさそうですが、白くしたい場所以外はマスキングテープで保護してみました。

そしてお風呂場で「ワイドハイターPRO」を黄ばんだプラスチック部分にまんべんなく塗りたくります。

乾燥しないようにキッチンペーパーを貼り付けてからラップでぐるぐる巻きに!

あとは紫外線の力を借りるためにベランダへ出して放置してみます。

うまくいきますように!!

実験結果は成功したの!?

紫外線が必要なので、晴天が続く時期を選んだ方がいいですね。

実験は秋の風が吹き始めた頃にやっています。

その時はエアコンがないと汗が噴き出すほど晴天続きでした。

暑さのせいでラップの中は水滴が見えます。

あまり熱がこもってしまったら、機械なだけに心配です。

そんな炎天下を利用して2日目、体脂肪計に巻いたラップとキッチンペーパーを外してみました。

なんか中途半端な白さです。

「白くはなってるようだけど、なんか黄ばみが残ってる」

色合いがモヤっとした感じだったので、再度ベランダに出してみることに。

その前に、もう一度「ワイドハイターPRO」を塗りたくり、今度はキッチンペーパーをつけないままラップを巻いてみました。

もしかしたらキッチンペーパーが紫外線を遮ってしまっているかもしれないと考えたんです。

デジタル表示の部分のみ紫外線を遮るためにキッチンペーパーをかぶせてみました。

そしてさらに2日間ベランダに放置。

するとかなりな効果がありました!

白くなっています!!

でもなんかムラができていますよね。

化学に詳しくない素人がやらかした感が満載です!

このような原因やムラを回避する対策は今のわたしレベルではわからず......。

遠目から見たら綺麗だし、これで良しとします!

ただ、ちょっと失敗してしまったのは、印字されている文字や、シールの文字が消えてしまったんです。

マスキングテープなんて何の役にも立っていませんでした。

そりゃ薬品が染みている時点で、何の保護にもなっていないことはわかっていましたが、体脂肪計自体は壊れていなかったので、これもまぁヨシとします。

印字の英字がゴッソリと消え去りました。

そして警告シールは元はこんな感じですが......

ありゃりゃ。

汚くなってしまいました。

そして何より大事なことは、注意事項に「プラスチックについた場合は放置すると傷むことがある」と書いてありますので、試される場合は自己責任でお願いします。

漂白実験に4日かけた結果

以前の体脂肪計の黄ばみ方は見るたびになんか悲しくなっていたんですが、今回の漂白実験では完全に真っ白ではないものの、比べたら全然違うほどの白さになってくれたので、ひとまず成功だったかなと思っています。

近くで見るとムラはありますが、遠目から見たら白くて綺麗なんです。

なので、今後もプラスチックの黄ばみには『漂白活性化剤+紫外線』で白くしようと思っています。

ただ白い家電は将来の黄ばみについても購入時によく考えないと、管理に何かと手間がかかるということですね。