ミニマリストのひとや暮らしが丁寧な方々がおすすめされている『酸素系漂白剤』ですが、塩素系の漂白剤と比べて、洗濯物の黄ばみは白くなるのかどうか不安なところがあったんです。
でも、そんな不安が吹っ飛ぶほどの効果がありました!
酸素系漂白剤って何?
これまでわたしが台所の布巾やカップなどの茶渋を落とすために使っていたのは『オカモトやさしい酸素系漂白剤』でした。
成分は「過炭酸ナトリウム(酸素系)」の100%の酸素系漂白剤ですね。
ただこの商品はすでに販売終了になってしまっているのです。
今はシャボン玉のこちらを使っています。
中身は今までと同じ「過酸化ナトリウム(酸素系)」です。
100%の酸素系漂白剤は塩素系漂白剤と違い、使用後は炭酸ナトリウム・酸素・水に分解されるので、環境にも優しいエコクリーナーともいわれています。
酸素の力で汚れを落とすので、塩素系漂白剤と違ってあのツーンと鼻につく臭いもないし、色柄などの衣類にも使っても色落ちしないので万能なんですよ!
洗濯だけではなく食器などの汚れや茶しぶなどの漂白や消臭、除菌など様々な用途で安心して使えます。
家で漂白してみたところ
汚れがひどい場合や季節の物はクリーニングに出していたので、衣類自体家では漂白することがなかったんです。
この「やさしい酸素系漂白剤」の中身はもうほとんど残っていなかったので、今回の出番で使い切ることになりました。
それは白のブラウス!!
娘が高校生の時の制服です。
高校を卒業してから早5年以上が経ち、すでに我が家からも独立していますので、そろそろ制服をどうするか尋ねたんです。
そしたら「置いておいて!」と。
思い出の制服一色捨てられないそうなんです。
もらってもらえるようなお相手も今のところいないし、卒業してからの年月は娘にとって「もう5年」ではなく「まだ5年」だったようなんです。
それなら保管するにあたって、どこに片付けようかと考える前に、ブラウスを引き出しから取り出してみると、なんと!!
汚い画像ですみません(・_・;
しっかりと洗濯してから片付けていたはずなのに、月日が経つにつれ皮脂が浮かび上がってきていたようなんです。
確かに普段使いの洗濯用洗剤でしか洗っていなかったような......。
「どうせ処分するし」と思ってしまっていたわたしは、漂白までしていなかったんです。
あまりにもの酷さにショックを受け、早速漂白してみることにしました。
日々かなり重宝している野田琺瑯のたらいで煮沸しようと思います。
お湯を沸かして、酸素系漂白剤を入れてブラウスを入れました。
そして10分ほどグツグツ煮沸消毒をしてから火を止めて、お湯が冷めるまで放置。
ここまで期待していなかった?
お湯が冷めた頃にブラウスを取り出してみると、
「うわ!真っ白になってる!!」
あんなに黄ばんでいた襟元が白いんです!
お湯の方を見ると茶色い〜!
とっても気持ちがいいんです。
アイロンかける時も塩素系の漂白剤と違って、生地が傷んだ感じが全くしません。
画像は全く加工していないのですが、なんか青味が復活しているかのような白さです。
校章の刺繍の色もそのままで、しっかりと汚れを落としてくれていました。
注意すべきポイントは温度でした!!
ここでもアバウトな性格が出てしまいました......。
後から調べたら、重曹と違って沸騰させたところで効果は良くならないそうなんです!
過炭酸ナトリウムは水分と反応すると発泡する作用で汚れを落とすのですが、水や熱湯ではなく50~60℃のお湯が一番効果を発揮するらしく、わたしは一体何をしていたことか!
結果としてはお湯を冷ましていた間に50~60℃になって、そこでようやく汚れが落ちていたということでしょうか。
まぁ、煮沸消毒できたし、生地は傷んでいないし、結果オーライということでヨシ!
σ(^_^;)