ドッグフードを選ぶとき、『愛犬の中性脂肪が高い場合』は何を選べばいいのかわからなかったので調べました。
もし低脂肪のフードを探していて、『消化器ケア系』のフードがいいのか『ダイエット系』のフードがいいのか迷われていたら、ぜひ最後まで読んでみてください。
今後パッケージは写真とは違っているかもしれませんので、どうかご了承ください。
- きっかけは定期検診の『中性脂肪(TG)』などの数値が高かったから!
- ドッグフードを替えるためにはどうしたらいいの?
- 馬肉が含まれている【犬心】との出会い
- まずは【犬心〜消化器ケア〜】から調べました
- 中性脂肪が多い場合でも消化器ケアはいいの?
- 次に【犬心〜糖&脂コントロール〜】を調べてみました
- 我が家は【糖&脂コントロール】に決定しました!
- 購入してみてわかったこと
- 食べてみてわかったこと
- 犬心の「消化器ケア」と「糖&脂コントロール」の比較・まとめ
きっかけは定期検診の『中性脂肪(TG)』などの数値が高かったから!
我が家のミニチュアシュナウザーのクリスの『中性脂肪(TG)』と『アルカリ性フォスファターゼ(ALP)』の数値が高すぎるので、ドッグフードを替えるようにと担当の獣医さんにご指導いただきました。
※中性脂肪(TG=トリグリセライド)とは?
高脂血症の指標として用います。甲状腺機能低下症、糖尿病、副腎皮質機能亢進症、肝臓病等で上昇することがあります。
引用元:動物病院のベーシック検査-動物病院の検査情報サイト
参考基準値が『31-92 mg/dL』に対し、今回クリスの数値は『379 mg/dL』!?!?
これはかなり高いです。
しかしながら、総コレステロールは(T-Cho)は正常範囲なのです。
そこで参考にさせていただいたサイトにはこう書いてありました。
食後は総コレステロールの数値には大きな変化はないものの中性脂肪値は上がるため、高脂血症とは診断されませんが、近年この食後の中性脂肪値の過度な上昇は体への負担が大きく、問題視されつつあります。(食後高脂血症)
引用元:高脂血症|犬の病気事典|アクサダイレクトのペット保険
食後は中性脂肪が上がりやすいので、12時間以上絶食したときに血液検査を行って、数値の上昇があれば高脂血症と診断されるということなので、クリスの場合はまだ病気の診断はなされていない状態なわけです。
しかしながら、高脂血症になりやすい犬種にミニチュアシュナウザーも対象に入っていたので、クリスの場合も全く安心はしていられません。
ミニチュア・シュナウザー、シェットランド・シープドッグ、ドーベルマン・ピンシャー、ロットワイラーなどは高脂血症になりやすいと報告されています。また、高脂血症にかかりやすい病気(クッシング症候群、糖尿病、甲状腺機能低下症など)やステロイドなどを投薬中の犬も注意が必要です。
引用元:高脂血症|犬の病気事典|アクサダイレクトのペット保険
しかも肝臓の数値『アルカリフォスファターゼ(ALP)』までがかなり高いのです。
参考基準値が『15-162 U/L』に対し、クリスの数値は『457 U/L』!!
※アルカリフォスファターゼ(ALP)とは?
主に胆道系疾患(胆汁鬱滞、胆管肝炎など)で上昇する肝酵素です。骨の成長期、腫瘍などの影響により上昇する場合もあります。犬ではステロイドの影響で上昇します。
引用元:Care My Pet - 動物病院の検査情報サイト
そしてクリスの担当獣医さんからは「低脂質のフードに替えてください」と言われました。
ドッグフードを替えるためにはどうしたらいいの?
その日からクリスに合うドッグフードを探すことになりました。
『低脂質のフードで』という指定があるにもかかわらず、
「でもどのドッグフードがいいの!?」
ドッグフードの種類が多すぎてわからない状態になってしまったのです。
そしてまず、それまで食べていた某ドッグフードの脂質を見てみると『12.5%』でした。
色々調べていくと、「中性脂肪を気にする場合」はドッグフードの脂質はせめて『10%以下』にしなければいけないと知りました。
そこで低脂肪のフードが多い『消化器ケア系』の試供品5種類を試してみたのです。
試供品5種類の成分や特徴
全て「消化器ケア」「低脂肪」と表示されているものばかりの5種類を試してみました。
【A社・外国産】
- たんぱく質:20.0 %以上
- 脂質:5.0 %以上
- 粗繊維:2.8 %以下
- 灰分:6.8 %以下
- 水分:10.5 %以下
- 主な原材料:米、肉類(鶏、七面鳥)、小麦、大麦、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)
- コストパフォーマンス:3㎏/7,399円・100gあたり247円
- 個人的な印象:誰でも買えるわけではなく、病院から発行されるパスワードが必要なのが少し手間。
【B社・国産】
- たんぱく質:19.0 %以上
- 脂質:5.5 %以上
- 粗繊維:3.0 %以下
- 灰分:9.5 %以下
- 水分:10.0 %以下
- 主な原材料:米粉、米、フィッシュミール、小麦粉、ライスブラン、おから
- コストパフォーマンス:3㎏/5,720円・100gあたり191円
- 個人的な印象:国産でコスパも優秀。ただお肉が入っていないのが気になる。
【C社・国産】
- たんぱく質:22.0 %以上
- 脂質:5.0 %以上
- 粗繊維:5.0 %以下
- 灰分:9.0 %以下
- 水分:10.0 %以下
- 主な原材料:でんぷん類(コーンスターチ、馬鈴薯でんぷん)、中白糠、かつお節粉
- コストパフォーマンス:3㎏/8,100円・100gあたり270円
- 個人的な印象:動物病院でのみ購入できる。低脂肪かつ低アレルゲンを徹底の為、原材料が限られすぎ。
【D社・外国産】
- たんぱく質:25.0 %以上
- 脂質:5.0 %以上 9.0 %以下
- 粗繊維:3.0 %以下
- 灰分:8.5 %以下
- 水分:12.0 %以下
- 主な原材料:米、大麦、コーングルテン、家禽ミール、タンパク加水分解物、牛脂
- コストパフォーマンス:1㎏/2,617円・100gあたり262円
- 個人的な印象:病院コードが必要。処方箋の期限が切れた場合は 動物病院の診察を受けなければいけない。
【E社・外国産】
- たんぱく質:21.0 %以上
- 脂質:6.0 %以上 9.5 %以下
- 粗繊維:3.0 %以下
- 灰分:6.5 %以下
- 水分:10.0 %以下
- 主な原材料:トウモロコシ、トリ肉(チキン、ターキー)、コーングルテン、セルロース
- コストパフォーマンス:1㎏/3,440円・100gあたり344円
- 個人的な印象:オメガ3脂肪酸が豊富だが保存料などの添加物が多い。ネット通販でも買いやすいが少し割高。
5種類の試供品を比べてみると、気になる添加物が入っているフードがあったものの、どれも脂質が抑えられていて、それぞれに優れていることがわかります。
気になる添加物とは着色料や香料、防腐剤、酸化防止剤などに使用される『合成添加物』のことで、エトキシキン・BHA・BHT・亜硝酸ナトリウム等があげられます。
公式サイトを見ても、しっかりとしたコンセプトに基づいて作られているので、どれを選んでも脂質を抑えることはできると思います。
ただ、どの種類も低脂質にするためなのか穀物を多くしており、お肉が含まれていないものもあることが不満でした。
肉類を省いて低脂質にして、果たして健康的に大丈夫なの?穀物類の糖質をかえって多く摂取することになるんじゃないの?
穀物が多いと逆に血糖値や中性脂肪を上げることになってしまいます。
安価なドッグフードの原材料ほど肉類を控えて穀物を多く使っている傾向があるようなので、値段の安さだけで決めてはいけないと思いました。
ちなみに試供品を食べてみた我が家の愛犬・クリスは、どれももとても食いつきがよく、全て美味しかったようです。
どれも美味しそうに食べるもんだから、結局クリスはどの味が好きなのか、余計にわからなくなってしまったんです!
馬肉が含まれている【犬心】との出会い
クリスは数年前から担当の獣医さんに相談して馬肉を与えるようになりました。
おやつに馬肉を食べるようになって、毛の艶がかなり良くなり、実際の年齢よりも若く見られます。
馬肉は高タンパクなのに低脂肪で低カロリーです。
何よりもクリス自身が馬肉が大好き!
馬肉だけでなく、肉類は大好きです。
なので肉類が入っていないフードではなく、肉類が入っていても低脂肪なフードを探していました。
その理由は、ワンコたちって食事タイムを本当に楽しみにしていると思ったからなんです。
お散歩も大好きだし、食べることも大好きだし、ワンコにとって長い1日のうち、楽しみの時間は思いっきり嬉しい時間にしてあげたい。
きっと人間のように仕事や勉強や、他のことを一生懸命考えないといけない立場と違って、次にくる楽しみなことをワクワクして待っていると思うんですよ。
だから出来るだけ好きなものを取り上げてしまいたくない。
そういう風に考えてしまうのです。
そんな時に ”「病気のワンちゃんでも、美味しさの楽しみを奪いたくない。」そんな想いから、自然な美味しさにこだわっています。” という説明がある【犬心(いぬこころ)】を知りました。
なんと言っても原材料を見ると馬肉が含まれていることもかなりポイントが高かったのです。
安心・安全なコンセプト
一般的な科学知見に止まらず、大学・医療機関との連携を含め、自社の研究工房で蓄積したノウハウをベースとしている『国産ナチュラル療法食フード』であり、かなりこだわりのあるフードであること。
人間が食べられるレベルの原材料のみで作られているヒューマングレードで、防腐剤や着色料などの合成添加物を使用していません。
「自然の良さを活かし引き出す」ことをコンセプトに、安全安心でナチュラルな品質基準を大切にしているという理念にとても惹かれました。
「犬心」はグレインフリー(穀物不使用)ではないの?
他の高価なドッグフードではかなり重要視されている『グレインフリー』。
低脂肪のドッグフードには試供品を調べた時にも穀物は入ってたので、気になるところかもしれません。
しかし「犬心」はちゃんと考えて穀物を入れてあるのです。
犬が多量に食べることが好ましくないものは、「穀物」そのものではなく、含まれる「グルテン」という成分になります。この点、不正確な情報が氾濫していると感じています。「グルテン」は、小麦に多く含まれている成分であり、犬にとって消化が悪くアレルギーなどの発症要因となります。「犬心」は、グルテン量が特に少ない品種の「玄米・大麦」を適量含んでいます。アレルゲンとなりにくいことはもちろん、血糖値が上がりにくく、犬の腸内環境を整える素材でもあります。
「犬心」にはあえて良質な穀物を使用しているということです。
しかし穀物アレルギーのあるワンコちゃんは、慎重に担当獣医さんに相談してください。
まずは【犬心〜消化器ケア〜】から調べました
低脂肪のフードとしてクリスが試食していたのが消化器ケア系だったので「犬心」の公式サイトでも消化器ケアから調べたんです。
原材料
生肉(牛、鶏、馬、魚)、玄米、大麦、魚粉、サツマイモ、ジャガイモ、ココナッツ、菜種油、ひまわり油、ゴマ、オリゴ糖、花びらたけ、冬虫夏草、コーンミール、犬由来善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌)、有胞子乳酸菌、ホエイ、海藻、脱脂粉乳、LPS、グレインガム、ビール酵母、Ca、リジン、メチオニン、乳酸菌群
成分
- 粗タンパク質:29 %以上
- 粗脂肪:8 %以上
- 粗繊維:5 %以下
- 粗灰分:5 %以下
- 水分:10 %以下
犬心〜消化器ケア〜の特徴
- 犬心「消化器ケア」は愛犬の下痢・嘔吐・血便など消化器トラブルをケアするナチュラル療法食
- ワンちゃんの胃腸負担を緩和しながら腸内善玉菌を増やす
- ミネラルバランスの最適化
- 善玉菌のエサとなるオリゴ糖・難消化性デンプン・食物繊維で腸内環境を健やかに保つ
特に安価なドッグフードにみられがちな、粗悪な食物繊維は腸に負担がかかり、消化器トラブルの原因となります。犬心~消化器ケア~の玄米・大麦・イモ類・海藻・キノコなどの食物繊維は、「犬に合ったタイプの食物繊維」の配合比率を研究し、最適化しています。
人も食べられるレベルの無添加でナチュラルな、胃腸のトラブルに対応した特別療法食です。
価格は?消化器ケアの場合
例えば、4袋5kgをまとめ買いの場合は13,425円・100gあたり約269円
4袋の定期コースだと13,306円になり、100gあたり約266円となります。
ここまでハイグレードな原材料で、合成添加物不使用なのに、価格は安すぎず、高すぎず、ちょうどいい感じです。
中性脂肪が多い場合でも消化器ケアはいいの?
調べてみると、試食した他の5種類の消化器ケアフードよりも断然安心して食べさせられる印象を持ちました。
公式サイトには「特別療法食ではあるけれど、犬の総合栄養を満たしているので、健康な犬に与えてもいい」と説明があります。
特に、「やせ気味」もしくは「普通の体重」の子であれば「犬心 消化器ケア」、太り気味の子であれば「犬心 糖&脂コントロール」がお勧めです。
また、1歳以下の子犬には「犬心 消化器ケア」、8歳以上のシニア犬には「犬心 シニアサポート+」をお勧めしています。
引用元:トップページ - 犬心~INUKOKORO~
我が家のクリスは『中性脂肪が多い』けれど、まだ病気なではないので、今後の予防食として食べさせたいと考えています。
クリスはミニチュアシュナウザーの中でも体高が大きく、体重は9kgで、肥満ではありません。
”「普通の体重」の子であれば「犬心 消化器ケア」”ということで注文をする段階にまで来ました。
そこでもう一度「犬心 消化器ケア」の特徴である「下痢や血便、嘔吐などの胃腸トラブル」があるかどうかを考えた時、毎日快便なクリスには全く当てはまらなかったのです。
試食したドッグフードが「消化器ケア系」だったとはいえ、中性脂肪が多い場合は「犬心 糖&脂コントロール」の方が良いのではないかと考えました。
次に【犬心〜糖&脂コントロール〜】を調べてみました
その時はダイエットが必要な訳では無かったので、「犬心糖&脂コントロール」は候補に入っていませんでした。
でも中性脂肪が溜まると怖い『メタボ』や『肥満』!
しかもクリスは『アルカリフォスファターゼ(ALP)』の数値も高かった!
犬心の公式サイト「犬の食手帳」のページに丁寧な説明がありました。
ALP(アルカリフォスファターゼ)は、肝臓機能自体のトラブルを表しているというよりは「肝臓周辺の滞り(胆嚢・胆管の異常)」を表現している項目です。
例えば、「胆泥症・胆嚢粘液嚢腫などの胆嚢疾患」や副腎ホルモン異常の「クッシング症候群」などでALPが高くなります。また、ALPが高いワンちゃんでは、食事中の「脂肪」が負担になるケースが一般的です。
〜中略〜
犬心シリーズの中で、高ALPの子にお勧めのフードは「犬心 糖&脂コントロール」「犬心 シニアサポート+」の2種です。どちらも「低脂肪」「良質な脂肪」という条件を満たしています。
引用元:肝臓値「ALP」「ALT(GPT)」が高い場合のドッグフード選び - 犬心~INUKOKORO~
これは確実に「犬心 糖&脂コントロール」の方がクリスには合ってる!と思ったのです。
原材料
生肉(牛、鶏、馬、魚肉)、大麦全粒粉、玄米粉、サツマイモ、ホエイ、雑節(魚)粉、ココナッツ、煎りゴマ、ひまわり油、ハナビラタケ、冬虫夏草、とうもろこし、グレインガム、ビール酵母、乾燥おから、LPS、海藻粉末、L-リジン、脱脂粉乳、オリゴ糖、Ca粉末、DL-メチオニン、乳酸菌群
成分
- 粗タンパク質:23~27 %以上
- 粗脂肪:5~9 %以上
- 粗繊維:5~8 %以下
- 水分:10 %以下
犬心〜糖&脂コントロール〜の特徴
- 犬心「糖&脂コントロール」は愛犬の高血糖・高脂血がかかわる7つのトラブル・病気に対応したナチュラル療法食
- 健康オイル「オメガ3脂肪酸」を多く含み、酸化を徹底して防ぐことにより、良質な低脂肪を実現
- ブドウ糖・砂糖など血糖値が上がりやすい糖質を除去
- 糖の吸収をブロックする食物繊維をバランス良く配合
価格は?犬心〜糖&脂コントロール〜の場合
「犬心」は種類によって一袋の内容量と値段が変わります。
この「糖&脂コントロール」の場合だと、「消化器ケア」よりは一見割高のように思えますが、1日分の食事を100gとして1ヶ月分を計算すると割安となっています。
例えば、6袋6kgをまとめ買いの場合は13,662円・100gあたり約228円
6袋の定期コースだと13,544円になり、100gあたり約226円となります。
やはりここまでこだわったハイグレードな原材料で、合成添加物不使用なのに、価格はかなり頑張ってくれている印象です。
我が家は【糖&脂コントロール】に決定しました!
「犬心」は療法食ではありますが、健康なワンコちゃんたちも美味しく食べられる、安心安全なドッグフードだとわかりました。
幼犬〜老犬、小型犬〜大型犬まで、しかも犬種も問いません。
そこで、我が家のクリスには「糖&脂コントロール」に決めました。
そして早速公式サイトから注文したのです。
ちなみに「犬心」のラインナップには『犬種別フード』もあります!
「犬心」の購入はどうやってするの?
購入できるのは公式サイトのみです。
今のところAmazonや楽天などの通販サイトからは購入できないようです。
購入は公式サイトからのみとなっていますが、まとめ買いや定期便を利用するとかなりお安くなるので、公式サイトの安心感があります。
まとめ買い・定期コースお申込みの方限定でワンコちゃんの好みかどうかは初回限定無料で200gのサンプルでお試しできます。
食いつきが悪かった場合は、まとめ買いも定期コースはもちろんキャンセルできます。
我が家のクリスの場合は他の試供品5種類で、なんでも嬉しそうに食べるのがわかったので、今回はすぐにフードが欲しかったこともあって、お試しの申し込みはしませんでした。
でもワンコちゃんそれぞれ好き嫌いはありますから、まずは試食してみたほうが安心かもしれませんね。
購入してみてわかったこと
「なんか、とても丁寧!」
これが、荷物が届いて箱を開けてみた時の第一印象です。
6袋まとめ買いで注文したのですが、公式サイトで申し込んでから翌日には届いたので早かったです。
全14ページのガイドブックも同梱されていて、犬心に込めた想いなど詳しく説明してくださっているのです。
ガイドブックは生産者さんたちのドッグフードへの愛情が感じられて、飼い主側は嬉しい気持ちになります。
そして袋を開けてみると、人工的な保存料は使用されていないので、しっかりと酸素を除去する脱酸素シートが入っていました。
フードは、ひとつ1〜2cmの縦長でポロポロした感じなので、ふやかさなくても柔らかい印象です。
袋を開けてみると「あれ?すごくいい香り」
ドッグフード独特の油が回ったようなムッとした匂いがしなかったのです!
代わりに香ばしいお肉や魚の美味しそうな香りがします。
他のドッグフードのように安い油やカラダに悪そうな添加物でギトギトになっていなくて、とても優しい自然な香りでした。
わたしはかつおダシのいい香りに思えたんです。
触ってみても手がベトベトしません。
実際に、薬品臭さが全くなかったんです。
愛犬が初めて「犬心」を食べてみると
カメラを構えたわたしのことはお構いなしに、
「食べるの早っ!!」
ちょっと待って、あなたがなんでも美味しそうに食べるのは知っていたけど、今回はとびきり早くない!?
しかも空になったお皿をねぶるねぶる!
「もっと、もっと」と、おかわりを欲しそうにしていました
でも!クリスの場合は『中性脂肪が高いため』の療法食として食べ始めたのですから、給与量はしっかりと守らないといけません。
クリスは今まで担当の獣医さんの指示のもと、ドッグフードは1日あたり「100 g」食べていました。
今回「犬心」に替えたことで、これからの「グラム数」に迷ったのですが、同梱のガイドブックを参考にすると、当時12歳で9kgのクリスには、今までより少し増やして「120 g」で試してみることにしました。
おやつの馬肉分の兼ね合いもあるので、量は調整しつつになりそうですが、与えすぎもダメなので催促されてもグッと我慢。
次の日はカサを増すためにお湯でふやかしてみました。
ふやかすと結構ドロッとなる感じで、カサは他のフードのようには増えませんでした。
どうもお湯の量が多かったようです。
それでもクリスの食べっぷりは最高に良かったですよ(笑)
ドッグフードを切り替える時には、腸に負担がかからないように以前のフードと混ぜることが必要な場合があるようです。
クリスは念の為7日ほど以前のフードを混ぜてみましたが、その後心配なく早めに切り替えられました。
食べてみてわかったこと
他のドッグフードもとても美味しそうに食べるクリスではありますが、「犬心」の食べっぷりは本当に必死!
しかも、ご飯の時間よりもかなり早くからソワソワしはじめます。
なんだかすっごく気に入ったみたいで、こちらも嬉しい。
そして食べ始めてからすぐは、3日ほどお散歩中のウンチの回数が増えました。
いつもは一回のお散歩で1〜2回していたのですが、平均3回も出てたのです!
しかもウンチがとてもキレイ。
これってやっぱり食材がいいのだと感じます。
腸の中がとてもいい環境になってきているのがウンチでわかるのです。
4〜5日したら回数は平均2回に戻ってきましたが、それでもキレイなウンチです!
愛犬の食べ方やウンチの質を見て、食材ひとつひとつかなり考えられているのだとわかりました。
実際にわかったこと・まとめ
クリスにとってもわたしたち家族にとってもフードの変更はとっても嬉しい結果になりました。
- 生産者の愛情を感じられる
- 中身の香りがとてもいい
- 触っても油でベトベトしない
- 食いつきがめちゃくちゃいい
- 「もっとちょうだい」と催促される
- キレイなウンチが出て、しかも回数が増えた
あくまで我が家のクリスの場合であり、飼い主個人の感想ではありますが、ドッグフードを変更したことによる苦労は何もありませんでした。
飼い主も実際に食べてみました!
クリスがあまりにも美味しそうに食べていること、香りがものすごく美味しそうなことから、わたしも実際に食べてみました。
すると、かつおダシのいい香りそのまま!
「煮干しをかじっているような風味だわ」
と、それが率直な感想でした!
後味も全く悪くなくて、魚の風味が口に残ってとても美味しいかったのです。
まさに、まさに、人間が食べられるレベルの原材料のみで作られているヒューマングレードでした!
今までのドッグフードは正直ここまで「実際に食べてみようか」とは思えなかったので、すごいことです。
担当の獣医さんに褒められました!
「犬心」に変更して担当医さんから「いいフードに変えてもらって良かったね〜!」とクリスは褒められたんです。
「犬心ガイドブック」を持参して、栄養価などの内容を見ていただいたのですが、クリスの状態にはバッチリだったようです。
そして1ヶ月後に再度動物病院にて健康診断をしていただいたら、なんと体重が400gも増えてる!!
食べる量が一回『120g』であることをお伝えすると『100gに減らしてダイエットしましょう』とお達しが!
栄養価が高いため初めは太りやすいらしいのですが、一度100gに減らしてみて10月にはいよいよ血液検査です!
何とか今後のクリスの健康の為に数値が改善されていたら嬉しいのですが、これからも頑張ってみたいと思います。
犬心の「消化器ケア」と「糖&脂コントロール」の比較・まとめ
「犬心」はどのラインナップも選ばれた原材料を使った療法食であり、しかも全年齢・健康なワンコちゃんも食べられる、ヒューマングレードなフードです。
その中でも愛犬に合ったものをと選ぶために候補に上がった2種類を比較をしてみました。
【犬心〜消化器ケア〜特徴】
- 犬心「消化器ケア」は愛犬の下痢・嘔吐・血便など消化器トラブルをケアするナチュラル療法食
- ワンちゃんの胃腸負担を緩和しながら腸内善玉菌を増やす
- ミネラルバランスの最適化
- 善玉菌のエサとなるオリゴ糖・難消化性デンプン・食物繊維で腸内環境を健やかに保つ
【犬心〜糖&脂コントロール〜特徴】
- 犬心「糖&脂コントロール」は愛犬の高血糖・高脂血がかかわる7つのトラブル・病気に対応したナチュラル療法食
- 健康オイル「オメガ3脂肪酸」を多く含み、酸化を徹底して防ぐことにより、良質な低脂肪を実現
- ブドウ糖・砂糖など血糖値が上がりやすい糖質を除去
- 糖の吸収をブロックする食物繊維をバランス良く配合
我が家のミニチュアシュナウザーのクリスは『中性脂肪とアルカリフォスファターゼ(ALP)の数値が高い』ために「低脂肪」のドッグフードを探していました。
しかし、ただの「低脂肪」のフードだと原材料に限られ、愛犬の日々の喜びまで奪ってしまいかねませんでした。
そしてようやく『株式会社マッシュルーム・デザイン・スタジオ』さんの「犬心」と出会ったのです。
キノコを中心に菌類の研究と製造をしている『大和菌学研究所』を母体とし、免疫バランスのノウハウと選び抜かれた原材料で、とても安心です。
世の中に『安心・安全』を謳っている高価なドッグフードはたくさんありますが、「犬心」シリーズは良心的な価格設定だと感じます。
そして我が家は今回、クリスの体調、味の好み、原材料、栄養価などいろんな面から検討した結果、「糖&脂コントロール」を選びました。
やはり愛犬の健康状態によって、それぞれに合った種類を選ぶ方がいいですね。
愛犬のためのドッグフードを探していたり、栄養面が気になっていたりする場合は、一度「犬心」のお試しサンプルで確かめてみてください。
(価格等は2023年10月の時点でのものです。詳しくは公式ホームページにてご確認ください。)