バタフライピーの綺麗な青色には美容に凄い力が!?
友人からプレゼントしてもらったハーブティーが【バタフライピー】という初めて聞く名前のハーブでした。
お湯を注いで蒸らしてみたら、見る見る青くなっていく⁈
綺麗な深い青色のハーブティーにはどんな効能があるのでしょうか。
バタフライピーって何?
バタフライピーとは、赤道付近の熱帯地域に生息するマメ科の植物で、大きく開いた花びらが蝶々「Butterfly」に似ていることが名前の由来だと言われています。
日本名で「チョウマメ(蝶豆)」のことです。
タイでは「アンチャン」と呼ばれていて、ハーブティーはもちろんソーダやカクテルと割ったり、スイーツに取り入れたり、石けんやシャンプーに混ぜたりするほどポピュラーなハーブなんだそうです。
そして驚いたのが、バタフライピーでハーブティーを作ってみたら見事に鮮やかな青色になりました!
「お茶が青い!」と意外な色に驚きましたが、とても綺麗です。
バタフライピーの効能は?
バタフライピーの青い花には「アントシアニン」が含まれています。
アントシアニンは抗酸化作用を持つポリフェノールの一つで、これがエイジングケア効果を期待できるのだそうです!
アントシアニンを多く含む食べものには、ブルーベリーや葡萄、イチゴ、ラズベリーなどのベリー類が有名です。
そのほかにも紫玉ねぎ、紫キャベツや黒豆などもアントシアニンが豊富なのですね。
アントシアニンの効果は
- 眼精疲労を和らげる
- シミやくすみの元となるメラニン色素の沈着を抑えるので、美白や美肌効果に期待できる
- コラーゲンを合成する作用があり、肌にハリと弾力を与えるので若々しさを取り戻せる効果に期待
- 肌の老化を加速させる活性酸素の働きを抑えるので、アンチエイジング効果にも期待
なるほど、少し調べただけでも、こんなにも効果があるのですね!
タイの女性の美しさの秘訣になっているのかもしれません。
ただし、血小板凝固抑制作用があるので、月経中は控えた方がいいそうです。
子宮を収縮させる作用もあるため、妊娠中や授乳中の人は摂らないようにと注意されています。
バタフライピーに限らず【ハーブ】には注意するべき点も多いので、妊娠中は特に自己判断はせずに、必ず主治医の先生に相談してください。
バタフライピーの楽しみ方
バタフライピーのハーブティーに、レモンやライムの果汁などを入れると、色の変化を楽しめるのです!
なんと、鮮やかな青色から紫色に変わります。
この色の変化は、レモンやライムに含まれる酸味成分「クエン酸」に反応するためで、レモンなどを入れる量によって紫に変化する色がグラデーションのように変化します。
ハーブティーの作り方
バタフライピー好みの量にお湯を注いで5分ほど放置しておくだけで、鮮やかな青色になります。
バタフライピーの花は4〜5つほどで十分色が出ます。